想いの振り子/
吉岡ペペロ
汗だくのからだを冷やしながら
なんだか陶然となっていた
想いの振り子がぐわんぐわんいっている
いつでも泣けそうだ
いくらでも泣けそうだ
目をつむり
咳込むように名を呼べば
いつでも泣けそうだ
いくらでも泣けそうだ
汗だくのからだを冷やしながら
なんだか陶然となっていた
想いの振り子がぐわんぐわんいっている
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