夏至のかぐや/
秋葉竹
夏至の8時まえごろはまだ闇夜ではなくてもう少しで闇になろうとするうっすら微かに水色が残る東の空にまだ低い朧月を眺めつつどうやら「かぐや」って名前らしいとあるホテルの看板を横目に車を走らせつつ詠んだうたひとつ
月の香をかぐやかがずや朧げな光にじみし夏至の宵かな
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