結婚式/
泡沫の僕
スープを飲むために持ち上げだスプーンは
司会の促す拍手によって器に入ることなくテーブルに戻った。
だから、こんなとこ来たくないんだ。
ため息をつきながら周りを見回す。
スリット入りのロングスカート。
そこから周期的に見えるタイツ、
大きな歩幅で歩くその人は
まるで波打ち際に見えた。
僕の隣にあるのは
拍手を送る寝室のカーテンだった。
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