朝の景色の無秩序/泡沫の僕
 
大小様々な硝子に反射した朝日
何処からか集まってくる多種多様な人々

誰が何処に行くのか、
何をするのか、
その予測不可能性。

黙々とゲートをくぐり、列を作る。
そのまま同じ方向に進んでいく。
そうしてやっと秩序を得たと思ったら、
すぐにエネルギーを失い、
また、混沌へと戻っていく。

それは夕方、また朝へと繰り返される。
そして、今日も誰かに何かをぶつけられる。
心はささくれ、荒れていく。
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