肉身の宇宙の肉身の/ひだかたけし
わたし
貴女に入って
イケナイから
苦しい痛い
苦痛の塊
と化しテ
触ってることに
見てることに
嗅いでることに
心の入って
居けない
入っていけない
貴女には未だ
)苦痛の奈落を引き受けなさいよ
痛い遺体みたい 、只々イタイ
心情カ?離れて居るの
瞑目すればただただ光の視界、
キラキラキラキラ渦巻くのに
いつもいっつも
いたいいたい
いらいらいたい
貴女の中に居たことの記憶在って
貴女の中の温かさ識って居るから
わたし
貴女に入って
イケナイ今の
痛い苦しい
苦痛ノ魂
いつか貴女の中に入っていけたら
この肉身から新たな糧を取り出す
)ゴォゴォゴォ！進みなさいな
イツマデモワタシハマッテイル
あゝ今ノ伸びる伸びる、光帯の回廊の坂となり
渦巻く苦痛の奈落へ何も恐れることなく落ちていく
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