いつかの夏の夜/
おやすみ
いつかの夏の夜
蝉が鳴いてた
夜中なのに
わんわん鳴いてた
どうしても伝えなきゃいけないことが
蝉にもあって
でも私は蝉の言葉はわからないから
うるさいなって
扇風機強で首振りしながら
うなされてた
いつかの
夏の夜
私の夢は
いつ失くなってしまったのだろう
戻る
編
削
Point
(2)