あけまだま 、えーてるうちゅう/
ひだかたけし
洋上に光球の昇り沈みまた昇り沈み
流れ粘り付き流れる視界の澄んで
死線の彼方にまで眼を向けながら
死の手前迄イッテハ踏み留まる
、
深々と肉の呼吸を繰り返し
これが今のわたし自身なんだと
意識に刻まれ又自らに言い聞かせる
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