未来を映しだす鏡が有り/足立らどみ
(都々逸)
ときはいにしえ神々かがみ覗き込んでは不思議がる
(短歌)
優しさの小舟に乗りしその人は
無碍の光に守られていて
ただ叱る言葉ゆっくりなめらかに
きかない人がいても気にせず
覚束ぬMirror neuron system に
写しかえして結論もみず
上澄みに溜まりし過去のおもい水
塩梅加減この神の手に
*
らどみ
ai(advocater inkweaver)さんも大人になるなかで、深淵を覗いてしまうこ
ともあるのかも知れませんが、だからといって、単なる音無人の大人にならずに
言葉を紡
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