breath 〜時の鐘/アラガイs
 

 白い闇が襲う
 これまで生きてきた想いが募る
 私に prestoをかけようとする
 崩れかけた斜面の沿線
 時には避けて
 時には埋めて生きてきた
 はじめて神様に祈りを捧げたの
 窓から見上げた雲が懐かしい
 
          息をとめて  あなたに言い残したことがある
    死を告げる鐘
    鳴らすのはあなたじゃない

 胸が苦しくて
 瑠璃色の硝子に映る
 私は 神様なんて信じていなかった
 溺れかけたメティスを救う
 時には失い
 時には笑いながらも生きてきた
 まだ死ねない
 磨り硝子に秘められた想い

           息をとめて  あなたに言い残したことがある
   死を告げる鐘
   鳴らすのはわたしじゃない



 

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