夏嶋 真子さんのひとことダイアリー
2010-04-21
いま、まみは、踊りつかれて(あれ、みなさん静止してたんですか?)ねむるの 穂村弘   プロフ更新 匂蕃茉莉
2010-04-19
青そらの星をきわむとマウナケアうごきそめにしすばるたたえむ 藤田良雄 / 波と粒わが青春を揺るがせし怒涛の如き量子力学 上田良二
2010-04-17
おそらくは電子メールで来るだろう2010年春の赤紙 加藤治郎
2010-04-16
気化熱というやさしさにつつまれて驟雨ののちを森ははなやぐ / 凝固熱地上にかくも荒涼とさびしき熱あり氷結の湖  永田和弘 (生物学者) 
2010-04-15
ニュートンのありへし部屋に学生の今も住むとふ窓も見えつつ 湯川秀樹
2010-04-14
電波にて宇宙しらぶるひとの眼のやさしく澄みて星の生まるる /諏訪兼位 (名古屋大学・福井康雄教授を詠んだ歌)
2010-04-05
夏空を震わせて 白樺の幹に鳴く蝉に おじぎ草がおじぎする 包帯を巻いた指で おじぎ草にふれると おじぎ草がおじぎする 指を奪った「らい」に 指のない手を合わせ おじぎ草のようにおじぎした 桜井哲夫 
2010-04-03
「『この詩で何が言いたいのですか。』と問いかけられる度に戸惑う。私は詩では何かを言いたくないから、私はただ詩をそこに存在させたいだけだから。不遜を承知でいえば一輪の野花のように」谷川俊太郎
2010-04-02
オルフェの死われら憫む劇場に鶸いろのラムネ壜をささげて 塚本邦雄 / 2ヶ月ぶりに投稿しました。 
2010-03-26
星の軋み// ガラスの星のあいだをめぐる 星の軋み  星のひかりと  おのれひとつ  はげしい磁石  金のピアノ線が顫えている  高橋順子  
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